那古寺なこじ(那古観音なこかんのん)

  • 住所・・・千葉県館山市那古1125
  • 山号・・・補陀落山
  • 宗派・・・真言宗
  • 本尊・・・千手観世音菩薩像
  • 坂東三十三観音霊場第33番札所

創建

養老年間(717~724)に、行基によって開基したと伝える。 坂東三十三観音霊場第33番札所。つまり、板東三十三観音霊場の最後である結願所

境内

参道を登ると仁王門があり、門をくぐると多宝塔や鐘楼があり、その奥に観音堂(本堂)がある。

逸話

観音堂は1758(宝暦8)年の再建で堂内の欄間彫刻は、江戸蔵前の札差大口屋平兵衛や那古の釜屋太左衛門らに よって奉納された。また、多宝塔は千葉県内でも最も古い塔の一つである。

体験談

ここが坂東三十三観音霊場の最後となると感無量の思いがする。ここまで来るのに走馬灯のように訪れた寺々が脳裏に 浮かぶ。本当にここで一段落した。また、その証明に納経所で結願証を貰った。でも、布施が必要なので極楽も金次第かな?