杉本寺すぎもとでら

  • 住所・・・神奈川県鎌倉市二階堂903
  • 山号・・・大蔵山
  • 宗派・・・天台宗
  • 御本尊・・・十一面観音
  • 坂東三十三観音霊場第1番札所

創建

奈良時代の734年(天平6年)に光明皇后の命で、藤原房前(ふじわらふささき)という貴族と行基という有名な僧 により創建された鎌倉最古の寺と伝えている。寺を盛り返したのが有名な僧である円仁(慈覚大師)は中興開山で、 坂東三十三観音の第一番札所として今も有名である。

境内

石段を少しのぼると仁王門があり、さらにのぼると苔のある石段があるが、そこは登れず、脇道の石段を登ると茅葺きの本堂がある。

本尊の縁起

本堂内には本尊として3体の十一面観音像がある。

逸話

補足

杉本寺と道路をへだてた南側の青少年センターほかの調査では、鎌倉時代初期の南北方向の堀や、それを埋めて つくられた館や道路の跡などが発見された。南北方向の堀は、鎌倉時代初期の鎌倉における防御的遺構として注目 されている。

体験談

鎌倉駅から30分を歩くと、この寺院の参道の入口に着く。参道を進むと石段にあたり、登ると苔が茂った石段 にぶつかるが、その石段は登れず、左側の別の石段で登り、本堂にたどり着く。ここで坂東三十三観音霊場の 第1番札所で坂東三十三観音霊場用の御朱印帳を買う。売店の人が「本当に買うのか 」という態度をとった。 私はこの時はこれが苦難の始まりとは思わなかった。