- 住所・・・埼玉県比企郡吉見町御所374
- 山号・・・岩殿山
- 宗派・・・真言宗
- 本尊・・・聖観音立像
- 坂東三十三観音霊場第11番札所
創建
岩殿山安楽寺は板東11番の札所で古くから吉見観音の名で親しまれてきた。「吉見観音縁起」によると今から約1200年前、聖武天皇の勅命を受けた行基菩薩がこの地を霊地とし、観世音菩薩の像を彫って岩崖に納めたことにその創始を見ることができる。
境内
境内の入口に仁王門があり、そこをくぐると本堂が見える。その右横奥には三重塔がある。
逸話
- 延暦の代、奥州征伐の際、領内を鎮守府となる。
- 平治の乱に敗れた源義朝が尾張で謀殺されたのち、その遺児範頼が、稚児僧としてこの寺にかくまわれたという。
- 天文年間(1532~1555)の松山城攻防戦の際、伽藍はことごとく灰燼に帰し衰亡した。
- 寛永年間、杲慶(杲鏡)が復興に尽力した。
坂上田村麻呂
源平合戦
戦国時代の戦火
三重塔
体験談
東松山駅でタクシーの運転手に安楽寺まで何で行けばよいかと聞いたら、タクシーで行くべきといわれ、営業トークに乗せられた。