- 住所・・・栃木県栃木市出流町288
- 山号・・・出流山
- 宗派・・・真言宗
- 本尊・・・十一面観音像
- 坂東三十三観音霊場第17番札所
創建
勝道上人が、767(天平神護3)年に開山したと伝え、日光山の修験者が1度は訪れる寺であった。 鎌倉時代に坂東三十三観音霊場第17番札所となるらしい。
境内
参道を進むと仁王門があり、さらに進むと石段を登り、本堂がある。さらに奥へ進むと奥之院がある。他にもいろいろあるが、 時間が無かったため、すべては巡らなかった。
逸話
- 下野の国司(今の県知事)の高藤介の妻が子宝に恵まれず、この「観音の霊窟」で子宝を得ることができるということを聞いて21日間「観音の霊窟」に籠り、翌天平七年に男の子を授かりました。この子がのちの勝道上人です。以来、当山の奥之院にお祀りされている鍾乳洞で自然にできた「十一面観音菩薩」は子授け、安産、子育てのご利益があると信仰されています。
- 役の小角によって発見されたと伝えられている。
- 1867(慶応3)年に、江戸薩摩藩邸を出た浪人らが立て籠もり倒幕を挙兵した、出流山事件の地である。
縁起
奥之院
幕末
体験談
バスの本数が少ないので時刻表を確かめておかないと大変なことになる。着くと門前に蕎麦屋がたくさん並んでいて、やはり、ここは 出流蕎麦で有名なところである。奥に進むと本堂があり、奥の森には奥之院という名所がある。奥之院に入る前に休んでいると 知らない人が話しかけてきて、彼が言うには北海道から来ていて毎年、ここに来ているという、本当なら大層好きなのだろう。 そして、帰りに出流そばを食べた。