赤坂豊川稲荷あかさかとよかわいなり

  • 住所・・・東京都港区元赤坂1-4-7
  • 山号・・・圓福山
  • 宗派・・・曹洞宗
  • 本尊・・・豊川ダ枳尼眞天

創建

赤坂豊川稲荷は、江戸時代の名奉行として知られる大岡忠相が、自邸内に祀っていた豊川ダ枳尼眞天を起源とする。
その後、明治20年(1887年)に現在の地へ移転された。
以来、赤坂界隈の飲食業や芸能関係者の信仰を集めている。

境内

境内入口には山門があり、参道を進むと右手に本堂が建つ。
都心にありながらも、落ち着いた雰囲気を持つ寺院である。

逸話

名称に「稲荷」とあるため神社と誤解されがちだが、ここは寺院である。
本尊の豊川ダ枳尼眞天は、寒巌義尹が感得した仏法守護の神とされる。
狐にまたがる姿で表されることから稲荷信仰と結びつき、「豊川稲荷」と呼ばれるようになったと考えられている。

体験談

私がここを訪れたのは、近くの日枝神社を参拝した帰りに、周辺に他の寺社がないかGoogleマップで調べたことがきっかけである。
「稲荷」と名が付いているため神社だと思っていたが、実際には寺院であると知り、興味を引かれた。
当初は神仏分離の影響で分かれたものかと想像していたが、そうではなく、江戸時代に大岡忠相が祀ったことに由来する比較的新しい成立であることを知った。
また、アクセスについては少し注意が必要である。帰りに永田町駅を利用したが、南北線のホームまでかなり距離があり、1~2駅分ほど歩いた感覚だった。都内の地下鉄ではよくあることだが、初めてだと驚くかもしれない。