柴又帝釈天しばまたたいしゃくてん

  • 住所・・・東京都葛飾区柴又7丁目10−3
  • 山号・・・経栄山
  • 宗派・・・日蓮宗
  • 本尊・・・大曼荼羅

創建

千葉県の中山の法華経寺第19世、禅那院日忠上人のお弟子の題経院日栄上人は、葛飾柴又へ寄った際、見事な枝ぶりの松の木を見とめ、 近づいてみると松の下に霊泉が涌いていました。 日栄上人は師の日忠上人を開山に仰いでこの地に庵を開きました。その庵がのちの柴又帝釈天でした。

境内

柴又駅から門前町があり、進むと二天門があり、さらに進むと帝釈堂がある。

逸話

帝釈堂は名匠 坂田留吉棟梁により全てケヤキで造られました。手前の拝殿と奥の内殿から成り、ともに入母屋造瓦葺で、 拝殿屋根には唐破風と大ぶりの千鳥破風を付す。内殿は大正4年(1915年)、拝殿は昭和4年(1929年)の完成。 内殿には帝釈天の板本尊を安置してあります。この帝釈堂は遠目では目立ちませんが、近づくとまさに彫刻で飾り立てられています。

体験談

私が初めて柴又を訪れた時に帝釈天を訪れた。実は私のこだわりがあり、日蓮系の宗教は訪れることを避けていた。 しかし、実際に参拝しないで、避けるのは良くないと思い、訪れた。参拝に行くと参拝客が賑やかで、活気があり、 映画の寅さんで有名だから、一度は訪れるべき寺院ではないかと思った。