寛政の改革
| ID | word | kana | meaning |
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| 3405 | 寛政の改革 | かんせいのかいかく | 江戸時代の幕政改革の一。松平定信が老中在任中の1787(天明7)6月から1793(寛政5)7月までの期間に行なわれた。江戸中期の商品経済の発展に対して、田沼時代には極端な商業・高利貸資本に結びつく政策がとられた結果、幕藩制の基礎であった本百姓が窮乏化し散田・潰百姓が激増し、農村が荒廃した。さらに領主経済の破綻・武士生活の窮乏・幕政の腐敗が著しくなった。改革の主要政策は以上の危機を打開し幕政を立て直すことにあった。特に宝暦年間(1751-1764)以降恒常化し天明の飢饉で露骨にあらわれた農村の復興策(貯穀奨励)などを中心に江戸市中でも七分金積立法や人足寄場の設立による窮民救済などを行なう一方、市中の風紀の粛正、幕府財政の健全化、旗本・御家人の救済(棄捐令)、異学の禁などで、幕府初期の状態に戻そうとしたが、目的を達したとみえたのは一時で結局は失敗した。諸藩の改革も幕政改革の線によったもので、16藩の改革が判明しており、会津藩・米沢藩など東北諸藩に多い。 |