不動明王
| ID | word | kana | meaning |
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| 10697 | 不動明王 | ふどうみょうおう | 五大明王の一。大日如来がいっさいの悪魔を降伏させるために化身して忿怒身となったもので、常に大火焰の中にあって内外の諸難や汚れを焼き衆生を擁護するという。形像は、普通は右手に利剣、左手に羂索を持ち、目は左を半眼、右を見開き、口は下歯で上唇をかみ、きばを表わし、火焰光背を背に岩座または瑟瑟座に立っているが、儀軌に説がありその種類は非常に多い。不動明王の眷属に矜羯羅・制吒迦童子以下八大童子がいる。日本では平安初期、密教が盛行して以来、現在に至るまで不動明王の信仰があり、千葉県成田市の新勝寺(成田不動)などが有名。特に修験道の本尊として山伏とともにひろまり、庶民の信仰の中に浸透した。造像もまた盛んで絵画・彫刻にその遺品が多く、赤不動(高野山)・黄不動(園城寺)・青不動(青蓮院)の三不動や醍醐寺・教王護国寺など名品が少なくない。 |